2021年の節分は124年ぶりに2月2日2021年2月2日

 節分といえば2月3日だと思っていたのに、今年は2月2日だと知って驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もその一人で、例年と日付が違うことに気がついたのも節分の一週間ほど前。。
これと言って不都合があるわけではないのですが、祝日ならともかく節分の日が1日早まっていることに疑問を感じ調べてみると、2月2日が節分に設定されるのは1897年以来の124年ぶりというから、それは馴染みがないのも納得です。

 地球が太陽の周りを公転しているのは厳密には365日ではなく、
プラス6時間弱の調整のために4年に一度の閏年が設けられているのですが、
それ以外に立春の通過時刻も変動していたのですね。
そもそも節分とは立春の前日とのことで、「季節を分ける」という意味があるそうです。
2021年は2月3日が立春となり、2月2日が節分に設定されたのですね。
かつては2月4日が節分になった時も1984年にあるというので、暦の奥深さを感じました。

 私が高校時代にコンビニでアルバイトをしていた頃から節分には「恵方巻き」が定着してきて、豆やお菓子よりも恵方巻きの販売に力を入れてたのを記憶しています。
日本に恵方巻きが広まったのは一説によるとセブンイレブンの販売戦略の効果によるものと聞いたことがありますが、
まさに私が当時アルバイトしていたのがセブンイレブンでした。
ただ、恵方巻きは廃棄ロスが毎年大量に出ていることが問題視され、
近年では予約販売メインにして当日販売を減らす取り組みなど、各社色々工夫されています。


 毎年縁起物の恵方巻きをいただきますが、本来恵方巻きは「福を呼ぶ象徴」ですので、翌日の大量廃棄のニュースを報道されるのは悲しいものです。
楽しく節分を過ごしていただきたいですが、恵方巻きの現状も知っていただき
食べ物への責任も一緒に考えていけたらいいですね。

引用:https://weathernews.jp/s/topics/202101/280115/
   http://buycott.me/report/000308.html